2012年8月14日火曜日

7週目 8/13

今週おもにあったことは8,9にかけてHohという熱帯雨林にキャンプしてきたことと土曜の朝でルームメイトだったダーシーが帰ってしまったことと、土日にビクトリアに小旅行に行ってきたことです!!

前回、書き忘れてしまいましたが、先週から二人新しい仲間が増えてキャンプは彼らと行ってきました。 高校を卒業して一年ほど旅をしながら国立公園を転々としているというクーパーとクリスティンです。 二人とも年下とは思えないほどしっかりして気さくです^^ 

午前はGHで働き午後から移動し、テント設営、翌日にハイキングという行程でした。
キャンプ場では二人の今までのいたパークの写真を見せてもらったり、世界最大の植物だというジャイアントセコイヤについてアツく語ってくれました。

翌日も9日には川沿いを往復10M (16㎞)のtrail。 ジュラシックパークのような森を歩くのは神秘的でしたし、平坦な道だったうえに雨にも降られず気持ちよかったです。リス、ラマの大群に会いました!!


金曜はアビーと前にクマを見たハリケーンへ。
写真を撮ってる途中、後方から『あ~だりー。いつになったらつくねんこれ。』 とかいう聞きなれない言語が聞こえてきたので振り替えると日本人らしい子供たちが歩いてきました。Hi といて話しかけると県がやっている一か月のホームステイプログラムらしく。南は鹿児島北は千葉まで中学生から高校生までがアメリカに来ているそうです。 そのあともつぎからつぎえ日本語を話子供たちが。
『あの人日本人っぽくない??....』とか話しているところに『そうですよ。』なんて答えてビックリされるのが楽しかったです 笑
仕事中であることを告げると『すげー』なんて驚かれてしまいました。
先週の14歳の男の子に会った時も感じましたが、今までいろんな年上の人に『すげー』って言いながら刺激受け、上ばっか見ていた自分が言われる立場(年齢)になりつつあるあることに時間の速さを認識しはっとしたり、成長した人から学ぶだけでなく自分自身もしっかり成長して行かなければならないのだと感じました。

中学生の時に初めていった1週間だけの海外経験が自分にくれた影響を考えると同じ時期に1か月もアメリカに滞在できる彼らがうらやましいです。

なにはともあれクマには会えませんでしたが日本人には会え、2度目のハリケーンも大満足です。


土曜は早めに起き、8時のフェリーに。

ビクトリア滞在は楽しかったのですが書ききれないので印象深いことをまとめます。

まず、イギリスの影響が強いということ。ビクトリアは特に州都ということもありオフィシャルな建物が多くその色合いを強めています。 去年行ったスコットランドのエディンバラが思い出されました。
英語も議会で説明してくれるひとの発音などはイギリスなまりな気がしました(なんとなくww)

最北西端なうえに山脈に阻まれた陸の孤島としてラストフロンティアとして最後まで開拓されなかったために歴史が浅いport angels との対比が印象的でした。
あと、高校の先生が『人はアメリカ好きかヨーロッパ好きかに分かれる。(文化的に)』なんて言ってましたが、僕はヨーロッパ風の方が落ち着く人間みたいです 笑


2つ目は日曜の朝食をB&Bでとったときにおばあちゃん二人の老婦々と同席したときのことです。
ぼくの目の前にいたアンがおしゃべり好きでメインでしゃべっていたのですが、二人はガーデニングなどが好きでビクトリアには何度も来ているそうです。ビクトリアのオススメスポットなど他愛もないことをおいしい目玉焼きを食べながらしゃべっていました。ぱっと見はなかのいい友達同士なんですが、結婚して来年で50年だそうで。10人の養子を立派に育てたそうです。ICUは比較的ジェンダーに関する価値観には自由な環境ですが、実際に結婚までしている方に会ったのは初めてでした。
別れ際の挨拶でアンに言われた”Have a good day. And, have a good life.”という言葉が印象的でした。 二人はサンフランシスコに住んでるそうですが、宗教と同じく性差にかかわる価値観も日本とと違いの一つだと感じました。




3つ目はビクトリアの教会もアメリカと大きく違い非常に興味深かったのですが、今日はもう目が疲れたのでこの辺でやめときます。

そのほかにも芝生の上で昼寝したり、港の上にうかんだ家を見たりのんびりした休日でした。

明日、明後日でまたキャンプに行きます。
最後の週楽しんできますノシ

2012年8月7日火曜日

5・6週目 8月6日

先週書き忘れたので、2週間分。

Port Angels は自然に囲まれているからか芸術が盛んらしくイベントや小さなコンサートがいたるとこでやってます。
28日の土曜日には、『Art in Action』 と題したお祭りがビーチであったので行ってきました!
目玉は砂像。 朝早くに行ったら作っているとこも見れました。 丘にもガラス工芸や木彫りの出店や近隣の画家のギャラリーなども出ていました。
その後、down town の本やでサンドウィッチの本を立ち読みしていると ”Are you Japanese?”と日本人の方をかけらてました。 すれ違うときに無言だったのと雰囲気でわかったそうです!! 近くのカフェでお昼を一緒に食べることに。 こっちにきて、日本語をしゃべったのは初めてだったので楽しかったです^^ なんでもシアトル周辺にガラス細工を学びに来ているそうで、講座の間に6週間暇ができるのでPort Angelsの隣町でホームステイをしているそうです。 自衛隊や自動車学校で働いていた経験があるらしく話していて面白かったです。 ガラス細工の詳しい話も聞けました。 日本にいるとプロを目指すほど芸術をしている人にはなかなか会わないので貴重な体験。

その日の夕方にルースにすすめられた教会へ行ってきたのですが、日本との違いにビックリ。とてもカジュアルで、楽器はエレキ、ドラム、ベースなどで歌詞は讃美歌っぽいのですが曲調はアップテンポでした。 席の後ろにはDJよろしくmixブースまでありました。宗教に疎い僕の認識ではざっくりカトリックかプロテスタントぐらいしか違いがないように思っていましたが、ルームメートによるとアメリカのキリスト教にはたくさんの種類があるそうです。 住宅地には数十ブロックおきに教会があるのですがそれも様々な宗派が必要だからなのだそう。 この日に行った教会は来ている人の年齢層も若く、礼拝自体もコンサートのようで非常にキャッチ―でした。message というお説教のようなものも”Jesus is hope for all humankind.”と非常にシンプル。 『受け入れられやすさ』を追求した結果このような形になったのかな。 ちなみにルームメートの宗派は子供を最低でも8人もうけなくてはいけないらしくという規律があるらしく親戚が集まると数百人単位のパーティーになるそうで。 宗教が生活に密着してるが故の多様性と具体性が、日本との違いとして非常に興味深いです。

つぎの週は boulder creak というところを秋に植林するために土を掘り返す作業を、環境科学のサマースクールの子供たちと一緒にしました。
1週間くらいのオリンピックでキャンプしてハイキング、カヤックなどのプログラムの一環でボランティア体験として来てくれたみたいです。 この時に出たったトムという主催団体の職員の人はいままでに先生(生物、化学、数学)、大工なとさまざまな職についてきたそうでその中でアメリカの領海で魚を釣る日本船の監視の仕事をしていたこともあるらしく日本好きのおじさんでした。 『おっす』 という挨拶がその『っす』っという吸い込む音から最初はバカにされていると勘違いしていたそうです 笑
日本の鳶職に興味を持ってました。
経験が多いだけでなく、知的で刺激的な人でした^^

また子供たちの中でこの夏から日本語を勉強している14 才の男の子にも出会いました。
簡単な単語しかまだ知らなかったのですが、ここにきて初めて会った日本語を勉強している人だったことと、向こうから話しかけてくれたことがうれしかったです。 カタカナとひらがなの違いを聞かれました。この子以外からも3種の文字(漢字、ひらがな、カタカナ)を使っていることにはよく突っ込まれます。
日本の芸術が好きだそうで、オンラインで講座をとっているみたい。
ほかにもフィリピンのハーフでテコンドウを10年やっているという16歳の少年もいて話していて楽しかったです。 彼は父方の親戚がたくさんいるフィリピンに行ってみたいそうで、現地の言葉を勉強したいと言ってました。
僕に会ったことで彼の日本語へのやる気が少しでもあがったらうれしいです。

毎週木曜の夜には近くの体育館でGHの責任者デイブがバトミントンをしているので先週から僕も通ってます。 このデイブが56歳らしいのですがめちゃくちゃ強い!! おかげで僕のバトミントンもそこそこになり高校の体育ではできなかったバックハンドも自然に出るようになりました 笑
週一で運動するのも悪くない。 スポーツ後のコーラは最高です!!!

そのほかは、金曜に図書館でコンサートがあったので聞きに行ったのと土曜日にはデイブの家で地元のボランティアたちも呼んでホームパーティーをしました。 ホームパーティーといってもデッカイ芝生の庭で木のしたで机といすを並べ、食べ物を持ち寄るといったなんともアメリカンな感じ。寿司太郎で作ったちらしにスモークド・サーモンを添えて持っていきました。
自分より何十も年上の人とゆっくり話せたのはいい経験です。 化学の研究者からビジネスマンに転身してセラピー犬の育成を老後の楽しみにしているおばあちゃんと話したり、青年海外協力隊のように2年間ガーナで科学を教えていたおじさんと話したりしたりしました。 『挨拶』の仕方からも感じることですが、丁寧、雑という違いはあっても敬語がないというのは日本との一つの大きな違いだと感じています。

こんな感じの2週間でした。

残すところあと2週間。 日本の比ではありませんがこちらも朝凍えない程度には暖かくなってきました 笑 
今度の週末はカナダはビクトリアに旅行に行ってきますノシ

次の更新は次の月曜日かな。

では、